皆さん こんにちは。
リサイクル課のプレブです。
今回は小さな異文化を紹介したいと思います。
実は9月の下旬に長男の「断髪式」がありました。
日本で「断髪式」と聞くとお相撲さんを思い浮かべますが、モンゴルではデール(民族衣装)をきた可愛らしい子供が、お爺ちゃんやお祖母ちゃんや親族にハサミを入れてもらう姿が浮かびます。
母国のモンゴルでは、生後3歳まではまだ前世と繋がっていて、繊細な赤ちゃんを守るのが髪だとされ、一人で歩けるようになり、しゃべれるようになるまで髪にハサミを一切つけないという習慣があります。
断髪式は、前世と離れ、今世を生きる第一歩、また赤ん坊から一人の人となる手段といわれ、健康ですくすく育ってほしいという願いが込められています。
まさに日本の七五三に似ていますね。
女の子は数え年の2歳と4歳の春、男の子は数え年の3歳と5歳の秋に盛大に「断髪式」を行います。
日取りや髪に手をつける一番手を干支の縁起で選びます。お爺ちゃん、叔母さん、親戚や友達を招きます。
一番手がナイフに真似た木の棒で軽く撫でてから髪にハサミをつけ、参列者の年齢順に髪を切っていきます。
女の子でも丸刈りにします。日本では少し考えられにくいかもしれませんが、娘たちの「断髪式」を日本で行いました。母国の文化を誇りに思ってほしいと思いつつ…