リサイクル課、モンゴル出身のプレブです。
今月初め、出張で母国モンゴルへ行ってきました。
行くたびに、激しい勢いで変化する首都ウランバートルと減少する遊牧民を目のあたりにします。
発展は、良いことかもしれませんが、子どもの頃、夏休みを遊牧民の親戚のゲルで過ごし、馬や羊の世話をしてきた僕にとっては違和感があります。
なぜかというと、草原を荒らす鉱業、観光キャンプ場が増え続け、果てしのない草原も変化しつつあるからです。
その一つは、草原のど真ん中に聳え立つチンギスハーンの銅像です。人間が馬に乗っている像の中で世界一だそうです。私がモンゴルを出た後作られた像です。今回、忙しい日程の合間を見て行って来ました。迫力はあります。観光客を呼び寄せるには最適ですが、これ以上、草原や遊牧民が減少したり、変化したり欲しくないと思う一面もあります。
皆さんも、故郷の変化をどう思われるのでしょう。